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下醍醐の金堂,五重塔と上醍醐の堂宇
醍醐寺の壮大な境内は、下醍醐、上醍醐に分かれる。最初に開かれたのは上醍醐で、平安前期に僧聖宝(832〜909)が貞観16年(874)に准胝(じゅんてい)・如意輪観音像を祀ったのが始まりという。深雪山と号し、真言宗醍醐派の総本山である。
下醍醐からすすめると、塔頭の三宝院があり、ここには池泉庭園に見応えがある。豊臣秀吉が築いた聚楽第から運んだ藤戸石をはじめ、石組みに巧みさが見られる。ここから仁王門へ、さらに金堂【国宝】、五重塔【国宝】、大講堂などが醍醐の自然につつまれてある。五重塔は高さ約38m。天暦5年(951)に完成しているが、応仁の大乱の戦火を逃れ、京都府下では最古の木造建築とされる。
五重塔から大講堂へ、女人堂へ。ここからは上醍醐のエリアに入る。女人堂で水で浄めてから上ってゆく。およそ1時間の登山になる。飲料水を携帯したい。山上には清龍宮拝殿【国宝】が最初に現れ、すぐ近くに醍醐水が湧いている。この霊水こそ、「醍醐味」の語源といわれる。醍醐水の背後には准胝(じゅんでい)堂がある。ここが、冒頭にある醍醐寺の発祥の地である。
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ここから山道をゆけば、薬師堂【国宝】、五大堂、如意輪堂【重文】、開山堂【重文】などがある。五大堂の行事に、毎年2月23日に行われる「五大力尊仁王会」があり、金堂前広場では餅を持ち上げる力比べが行われる。また、醍醐寺は秀吉の「醍醐の花見」でも知られ、毎年4月第2日曜午後1時から「豊太閤花見行列」が催される。
●境内自由(9時〜16時30分。10月、11月は〜15時30分) 春秋の入山料600円、また春秋に公開される霊宝館も600円。三宝院600円(9時〜17時、 12月第1日曜の翌日〜2月は〜16時) 地下鉄東西線醍醐駅から醍醐コミュニティバス4分(200円)醍醐寺前下車、徒歩すぐ
拝観所要時間下醍醐だけなら1時間。上醍醐を含めると半日
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